2007年8月21日のアナウンスで、このページで紹介しているレジストリバッチでの供給が終了し、ZonedOut版のみとなりました。
ZonedOutの設定方法はこちらをどうぞ
以下、オリジナルページの記述
IE-SPYADは、USAのイリノイ大学のEric L. Howes氏が提供している、IEの制限付きサイトに悪質サイトを登録することを目的としたリスト(レジストリパッチ)およびその簡易インストーラの総称です。その後2006年1月にHowest氏がイリノイ大学を去った際、SpywareWarrior.comへサイトが移転しました。
この種のものであればリストの質とそのアップデート頻度が最も重要ですが、その点では信頼できるものですし、更新頻度もかなり高いです。
実はIE-SPYADは新しいものではなく、2001年くらいから公開されているのですが、紹介されている日本語サイトはまだあまり多くありません。
そんな中でこちらのサイトは詳細な解説をされてます。IE-SPYADについてもっと詳しく知りたい方は是非一読をお勧めします。
上のサイトでも説明されている通り、制限付きサイトについてはSpywareaBlasterのJavacool、IE-SPYADのEric L. Howes両氏が併用を意識して作っているそうですから、両方を導入することでさらに効果的な防御ができます。両者の併用をお薦めします。
公式サイトはこちらです。
複数のファイルやプログラムが同じページにリストされているのですが、上のリンクをクリックし、そこからスクロールして下がっていくと「Download」があります

ここで二種類のダウンロードファイルが選択できます。通常はIE-SPYAD (original)を使います。IE-SPYAD2を使うのは、下の例に当てはまる場合です。
両者の違いについて詳しくはこちらをご覧下さい。
概略だけ書くと、IE-SPYAD (original)が「HKEY_CURRENT_USER」への書き込みなのに対して、IE-SPYAD2は「HKEY_LOCAL_MACHINE」になります。言い換えると、IE-SPYADは現在のログインユーザーのレジストリに書き込み、IE-SPYAD2は基本レジストリへ書き込むという違いです。通常はIE-SPYAD (original)が推奨されています。
左側の「IE-SPYAD.EXE」(あるいは「IE-SPYAD2.EXE」)をクリックしてダウンロードを開始します(PGP singatureは通常使いません)

「IE-SPYAD.ZIP」および「IE-SPYAD2.ZIP」を使う場合には、別途Lhacaなどを使って解凍する必要がありますので、
通常は自己解凍ファイルである「.EXE」の方を使って下さい。ダウンロードが開始したら「保存」を押してデスクトップなどに保存します。
ダウンロードが終了するとこんなアイコンができているのでダブルクリックします。

解凍先を訊いて来るので、そのまま「Unzip」をクリックします

解凍が終了するとメッセージが出ます

これで解凍が終了です。「OK」を押して上のウィンドウを閉じ、元の解凍ウィンドウも「Close」を押して閉じて下さい。
フォルダはCドライブ直下、「C:\ie-spyad」に作成されていて、中身はこんな感じです。

IEから「ツール」→「インターネットオプション」から、「セキュリティ」タブを選択し、「制限付きサイト」をクリックします

ここでの設定が、IE-SPYADでリストされたサイトに適用されます。ここが上の画像の通り「高」になっていることを確認して下さい。通常は「高」になっているはずです。つまみが見えない場合は「既定のレベル」をクリックして「高」を選択して下さい。
確認ないし設定の変更を行ったら「OK」を押してインターネットオプションを終了し、続いてIEも終了します。
以下の操作は、必ずIE(Internet Explorer)を閉じた状態で行って下さい。開いたままだと設定がうまくいかないケースがあります。
「ie-spyad」フォルダの中の「ie-ads.reg」をダブルクリックすると、

という表示が出るので、「はい」をクリックして下さい。正常に設定が行われると

と表示されるので「OK」を押して下さい。これだけで設定完了です。
念のためIEのインターネットオプションで、制限付きサイトを選択し「サイト」をクリックしてみて下さい。沢山のサイトが登録されているはずです

同様に、以下の操作は必ずIE(Internet Explorer)を閉じた状態で行って下さい。
「ie-spyad」フォルダの中の「ie-ads-uninst.reg」をダブルクリックすると、

という表示が出るので、「はい」をクリックして下さい。正常に設定が行われると

と表示されるので「OK」を押して下さい。これで設定は解除されました。
IE-SPYADの項の最初に、最後にアップデートされた日付が例えば「Last Updated: Apr 24 '04」という風に入ってます。時々この日付をチェックして、自分のものよりも新しくなっていればアップデートして下さい。
アップデートする際に気を付ける必要があるのはその手順です。
1と2とは順序は反対でも(2を先にやっても)構いません。とにかく「まずリストの解除を行ってから設定を行う」という順番を必ず守って下さい。さもないと、もし古いリストに間違ってリストされてしまっていたものの制限が解除されません(それだけと言ってしまえばそうなんですが…)。
上記の操作を簡単に行うためのバッチファイル (install.bat)も用意されてます。お好みに応じて使って下さい。「install.bat」をダブルクリックするとDOS画面が起動します。

上の[1]が「制限付きサイトのリストの解除」に相当し、[2]が「制限付きサイトのリストの設定」に相当します。
[3]、[4]は、アダルト系のサイトのリストをを制限付きサイトに入れたい場合と、それを解除したい場合に使います。ですが、このリストは2003.4.26からアップデートされていませんし、作者も使うことを推奨してないそうなので触らないで良いです。ちなみに同じ作業は「ie-spyad」フォルダの中の「adult」の中にある「adult.reg」と「adult-uninst.reg」をダブルクリックすることで可能です。
こちらはisjm040131さんからいただいた情報です。簡単に言うと「IE-SPYADが大量のレジストリ値を追加し、その場所をHijackThisがスキャンするので時間がかかる(1分程度)だけ」ということで心配はいりません。じっと待てば正常に終了します。
遅くなる度合いはマシンパワーによりますが、古いマシンだとちょっとびっくりするくらい時間がかかりるでしょう。僕の場合は5秒程度「フリーズ」しました。
これを防ぐには、事前にIE-SPYADを解除してスキャンし、スキャン終了後に再度設定すれば良いです。
ここから先は、興味を持たれる方のためのもので、IE-SPYADを使うために必要な内容ではありません。
「ie-ads.reg」の中身は、コメントを除けば
といったリストが並んだものになっています。つまり、「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains」のレジストリに「制限付きサイト」として値を追加しています。逆にアンインストール用の「ie-ads-uninst.reg」の中身は
となっており、レジストリ値が削除されます。削除の方のリストは、過去に一度でもリストされたものはすべて含まれているそうです。
この辺りをもう少し詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
IE-SPYADで設定される制限付きサイトの数は7,000以上にのぼり、ファイルサイズも1MB程度あります。これがそのままレジストリのサイズに反映される訳ではありませんが、設定を行うとレジストリのサイズがそれなりに大きくなります(おそらく数百KB)。
イマイチこのIE-SPYADがポピュラーにならない理由は、提供されているのが要するにレジストリパッチだけなので概念的にちょっと解りにくい(抵抗がある)からではないでしょうか。それらしいスタートページを付けて、簡単なアップデートチェッカと差分ダウンローダおよび設定プログラムを付けて、「アプリケーション」と呼べる形になっていればもっと良いのに…とちょっと思いました。
まあ逆に言えば「シンプルで解りやすくて良い」ということでもありますけれども。
2007.9.15 ZonedOutページ作成してリンク。このページは終了
2006.6.22 ダウンロード部分の文章を小改訂
2006.1.26 URL変更(https://netfiles.uiuc.edu → http://www.spywarewarrior.com)に伴いリンク先変更
2004.11.22 IE-SPYAD2に関する部分を追記
2004.4.29 ページ作成